探究活動自然科学メディカルでは、１月20日(土)に３名の方を講師にお招きして、臓器移植についての講話を行いました。
まず、心疾患を幼少期より患い３０代に心臓移植を行った方から話を聞きました。「関わってくれた全ての方に感謝し今を生きている」「心臓は頂いたのではなくお預かりした」という言葉はとても心に残りました。
次に、聖隷浜松病院の救命救急医の話では、実際の事例を示していただきながら説明をしていただきました。医師として命を救いたいのは当然だが救えない命もあること、臓器移植という医療があるということ、臓器移植は提供者がいて初めて成り立つ医療で提供側は気持ちの整理がつかないうちに話があること、などとても勉強になりました。
移植コーディネーターの方の話では、意思表示カードは、臓器を提供するという意思だけではなく提供しないという意思も表示できること、自分だけの意見だけではなく家族でよく話し合っておくことが大切ということなど、とても考えさせる内容でした。 通常の授業では聞けない貴重な話を熱心に聴きました。