探究活動自然科学メディカルでは、2月17日（土）に聖隷浜松病院産婦人科医である松下先生を講師にお招きして講話を行いました。
「そもそも医療の社会における位置づけとは」という内容からスタートしたこの講話は、今まで考えたことのない問題提起であって、とても斬新でした。また、スペインに留学した経験のある先生だからこそ見える「世界と日本の医療の違い」について、様々な視点からお話を頂いたことで、グローバルな視点から医療を考える良い機会となりました。
産婦人科医としての視点から考える「いのち」についての話もとても興味深く、特に出生前診断についての話は多くの生徒の心に残りました。「お母さんのお腹の中にいる赤ちゃんにも人権があるという視点で考えている」という言葉はとても印象的でした。 生徒にとって、医療の視点から様々なことを考えるとても良い機会となる講話でした。