探究活動・部活動

探究活動・部活動

探究活動 自然科学

活動内容

<科学分野>
科学分野では、各自(またはグループ)が興味のある内容を自主的に深く研究していくことを目標としています。
科学は一般的には物理・化学・生物・地学などの分野に分けて考えることもありますが、探究活動ではこうした分類にとらわれることなく、自然に対してその特徴や性質、規則性を見いだし、さらにそれを認識し伝えていくことまで考えます。これらを3年間かけてじっくりと取り組んでいければと思っています。
各自でまず研究対象を考えることから始めています。自由な発想で研究テーマを考えられるといいのではと考えています。参考までに初年度の研究活動を紹介します。
1. 動物や植物を用いた研究活動
例:湖西市におけるプラナリアの生息調査、プラナリアの視覚と嗅覚について、オオホシカメムシによるアカメガシワ種子散布、弓張山地におけるモウセンゴケの保全、学校周辺のクマムシの分布調査、アクアポニックス、エンシュウムヨウランの保全活動、佐鳴湖における陸ガニの生息調査
2. 科学の楽しさを伝える活動
例:「おや? なぜ! 横丁サイエンスアベニュー」(浜松科学館)への出展、ときわ祭での展示
3. 研究内容の発表
例:浜名湖をめぐる研究者の会、日本生態学会大会高校生ポスター発表会「みんなのジュニア生態学」、中学生理科プレゼンテーションコンクール、静岡県高校文化連盟・生徒理科研究発表会(自然科学)
4. 生物の不思議さを体験する活動
例:ブタの解剖、ミシシッピーアカミミガメの解剖、アメリカザリガニの解剖、透明骨格標本の作製
5. 静岡大学との連携
例:分子生物学の実験(3回)、人工衛星の観測(4回)

<数学分野>
数学好きが集まり、テーマをもって自主的に活動しています。チームを組んでいる生徒もいれば、孤高に闘っている生徒もいます。基本的に、新入生は授業を超えて先取り学習をすることが理想ですが、高校数学はそんなに甘くないので、個人の意識に任せています。
高校3年生達が、この夏の数学甲子園本選出場を目指しています。高校2年生達はこの夏がデビュー戦。好成績をとるためには数学検定の勉強をすると有利と分かり、団体受検も予定しています。次の1月に向けて、数学オリンピックに挑戦する猛者もいます。中学生にはジュニア数学オリンピックもありますが、挑戦できるか?
他。数学の問題集の解答集を製本してときわ祭(文化祭)で販売したい。授業で習わない数学を掘り下げたい。どこかの数学コンクールに出場したい。数学パズルを作成したい。みんな頑張れ!
(追記:サクシード数IAの解答集を、ときわ祭で実際に販売する事ができました。5分で売り切れてびっくり・・・・・・)

<メディカル分野>
医療分野への深い興味と知識の習得を目的とし、毎週木曜日に理科室で活動を行っています。木曜日の活動は、医療分野のテーマを1つ設定し、その内容についてディスカッションを行いながら知識を深めていきます。それ以外にも、各班で興味を持った内容について詳しく調べ、論文にまとめて年二回の口頭発表を行っています。優秀な作品についてはコンクールに応募し、昨年度は「第二回 はばたけ未来の吉岡彌生賞」にて最優秀賞1作品、奨励賞2作品を受賞する事が出来ました。今年も積極的に応募していきたいと思っています。さらに、医療に関する外部講師をお招きして様々な講話をして頂いたり、医療に関する様々な体験講座に参加したりしています。どの生徒も医療に興味関心があるだけに、みな積極的に参加しています。将来、医療系に進学する生徒も多く、そういった生徒たちにとっての学習の場にもなっています。