教育プログラム
カリキュラム(2021年度)
※2021年度予定カリキュラムのため、変更の可能性があります。
美術の専門教員から分かりやすい指導を受け、「描くこと」「造ること」の基礎を広く学び、高度な技能を習得。「美術史」や「美術概論」などの科目を通して美術に関する幅広い知識を身につけます。難関美術大学や教育系大学などへの進学はもとより、作家やデザイナーなど将来の目標を実現するために、個性を伸ばし確かな表現力を身につけます。
1年間に複数回の美術館鑑賞や美術大学見学を実施。他にも、社会で活躍する作家の特別講座やワークショップなどを通して、「本物」に触れる機会を設けています。それらの多様な活動を通して審美眼や思考力、本質を見抜く洞察力などを養い、豊かな人間性を育みます。
3年間を通じて身につけた造形能力を、学内や地域と連携したプロジェクトや各種団体と協働した課外活動の場で発揮します。将来を見据えた多様な学びを通して主体性を育み、社会や人とつながる実践経験を深めます。
※2021年度予定カリキュラムのため、変更の可能性があります。
油絵専攻では、デッサンと油絵を基礎から学びます。静物や人物などをモチーフに、さまざまな技法を取り入れた制作を行うのが、本専攻の特徴です。基本をしっかりと学んだ上で豊かな表現力を養います。
デザインに対する多様なニーズに対応し、平面・立体・空間 の3つの領域でデザイン表現を学びます。このデッサン・ 色彩構成・立体デザイン・ CG制作などを通して確かな表現力と発想力を磨きます。
静物・石膏デッサン、水彩絵の具を使った制作などを通して、日本画の制作に必要な描写力を身につけます。道具や画材、伝統的な技法について学ぶほか、岩絵具や和紙を使った本格的な日本画実習も行います。
彫刻専攻の授業ではまず、 デッサンを通して基礎的な表現力を身につけます。さらに水粘土などを使って立体的にものを見る力や表現力を習得します。その後立体作品の制作技術や造形理論などを幅広く学んでいきます。
クリエート浜松で行われる「作品展」は、美術コースの3年間を締めくくる一大イベントです。各専攻分野の課題など、創作活動の集大成となる作品を制作します。また、イベントの企画やポスター制作などを生徒自身が行うことも、作品展の特徴です。来場者の似顔絵を即興で書くワークショップを行うなど、さまざまな工夫を凝らしています。
学校の外に出て、自分たちの作品を発表する場を作る。そんな生徒主体の取り組みが活発に行われています。展示する場所探しや事前の準備をすべて自分たちの手で行い、作品展をセルフプロデュースすることが、この「グループ展」の特徴です。生徒主体でイベントを運営する経験が、企画やコミュニケーションを学ぶ良い機会になります。
2019年11月、美術コースの2年生が台湾での修学旅行を行いました。台北市内の観光地や各地の史跡を巡ったほか、2日目には台南市にある国立台南第二高級中学校を訪問。美術を専門に学ぶ現地の生徒たちとの共同制作などを通して交流を深めました。美術を学ぶ高校生同士がそれぞれの「表現」を通してつながり合う、貴重な学びの場となっています。
高校教育
Highschool